神楽坂の毘沙門天神社といえば誰もが知っている神楽坂の中心地。
その毘沙門の裏手でこじんまりとした蚤の市が月に2回開催されているのをみなさんご存知でしたか?神楽坂通りの「香舗 椿屋」の角を曲がり駐車場の脇「あさのマンション」の入口が蚤の市の場所です。
奥では主催されているメンバーが和気あいあいとお茶していてとても楽しそう。
勇気を出して声をかけてみたらなんとスタッフご隠居貞吉の知人ということで親切に蚤の市開催に至るお話をお伺い出来ました。
この蚤の市の責任者は芝 静代さん。
「あさのマンション」の住人でもあり、マンション管理組合の理事長、一級建築士「靜水舎」の代表、「緑の学校」主催というプロフェッショナルな女性。
「あさのマンション」はその昔「料亭あさの」という老舗の料亭。
花街としての神楽坂の歴史は古くて、明治中期から毘沙門天善國寺で夜店が始まり、日本で最初の歩行者天国が実施されたと言うんですから、その頃は裏通りも賑やかだったんでしょうね。
そんな歴史のある場所がマンションに建て替わり40年。
4年前に芝さんが柴犬のチャコと一緒に神楽坂に引越してこられその「あさのマンション」に住むことになりました。
芝さんはあさのマンションの修繕費を目的に蚤の市をスタート。
こんなにいい場所にあるヴィンテージマンションを長生きさせたいと建築家ならではの情熱に火がついたのかもしれません。住人の方もちょっとお手伝いしてくれたり、近所に住むお友達も出店してくれたりとなんだかんだでもう1年半も続けているんだとか。
芝さんのお友達は元は神楽坂で芸者だったという粋な女性や神田で40年もスナックを経営しているこれまた個性的なママとか、着物が好きすぎて自分の買った着物を惜しげもなく販売している方とかとっても「神楽坂」っぽいのです。
この日は若いお客さんにぱぱっと着物着つけちゃうというテクニックを披露。
それゆえ出品している品物も掘り出し物がいっぱいです。
神楽坂 蚤の市 第1・3 日曜日開催
出品も大歓迎。
蚤の市 出品するには
参加費:3000円
但し初回はお試し無料
2回目以降は売り上げが少ない場合は参加費を下げるなどの特典あり
看板娘のチャコも待ってますよ~~~~