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2018.03.05 【報告】商店組合について考えてみた ちょっと過激に後編

商店組合について考えてみた 前編 ←からお読み下さい♪

向かった 新宿区立産業会館 BIZ新宿とは

経営改革や新産業の創出に必要とする情報を収集・提供する情報受発信基地としての役割を果たし、産業・商業の従事者が主体的に学習しながら相互交流する場と機会を提供することにより、経営改革や新産業の創出を促す中小企業支援の拠点として「新宿区産業振興プラン」の「産業創造都市」新宿の実現を目指す。

という目的を持つ産業会館。
一般の人にはあまり縁のない建物ですね。

最初に4階にある「文化観光産業部産業振興課」に行くと、ここは区の分室でもあり職員は公務員の方でした。
アポを取っている
連合会事務局の佐藤さんは1階の事務所連合会は任意団体なので佐藤さんは公務員ではないとのこと。

事務所は雑然としてる

ふうむ~、そもそも「連合会」という団体がわかりにくい。
法人でもなく特殊法人でもない。
なのにこんな大きな建物に事務所を構えて何十年も活動している。
家賃は新宿区が補助してるって事は区の補助的な役割を担っているという事なんでしょうか。

新宿区の地図

佐藤さんは60代後半とおっしゃっていましたが、古くからの商店組合の皆さんとの付き合いがあり、濃い人間関係の中で信頼されている方と見受けました。

さて質問の本題に入ります!

商店組合を作るにはどうしたらいいんですか?
これは実に簡単。

10店舗以上の近隣の商店が加わって名簿を作成して届ければOK。

加盟する為の費用はいくらぐらい必要なんですか?

1店舗あたり年1000円の会費

10店舗ある商店組合であれば1000円×10店舗=10000円:1年間

ふむふむこれもそう難しくはないですよね

佐藤さん!

しかし

年間1000円、安いとは言えお金を払ってまで連合会に加入するメリットは何ですか?

ここに触れると佐藤さんの説明は混乱し始めました。

うーん、メリットというわけではありませんが、あえて言うなら私たちが作成している「新宿ルーペ」という独自のサイトでそこに掲載出来るとか。。

へっ??「新宿ルーペ???
このサイトはあらかじめ閲覧してきましたが相当つまらないサイトで、わざわざ誰がこれを見るんだ?というサイト。

こちらも正直に

あのサイトははっきり言ってまるで魅力ないです!
わざわざあのページを検索する人はいないと思いますよ。
他に連合に入るメリットは何なんですか?

まったりとした事務所

魅力ないと言われても私たちにとってはあのサイトは年間50万の予算をかけてようやく作ったものなんです。アクセス数もそれなりにあるんですよ。

佐藤さんとの会話が噛み合わない。

こちらは「商店」側として質問しているのに、佐藤さんは「いかに自分達努力しているか」「新しいチャレンジがいかに難しいか」の苦労話に方向が逸れてしまう。

やれやれ

いづれにしても他に加入するメリットはなんでしょう?

まずは商店組合を作ってみて下さいよ。話はそれからです!

商店組合を作る為にも他の店舗が魅力的と思う点がないと難しいですよ。
その魅力を聞いてるんですが

新宿区には商店街の活性化に1億円の予算が組まれているんです。
それを補助金として申請するとか。。。。。(もごもご)

補助金で具体的にどんな事が出来るんですか?

チラシを作ったり街灯を作ったり、街灯に付けるフラッグを作ったり、道路を舗装したりとかしてますね

これだ~

街灯道路が今の商店の営業を活性化してくれるだろうか?
かなり時代錯誤で魅力ない。

露骨にがっかりした表情になってしまったので、佐藤さんは負けじと

まずは商店組合を作って下さい!連合会に加入するかどうかはそれから決めればいいですから。
など繰り返すばかり。

へっ?? 魅力がない連合会に入るために組合を作れって?
それは本末転倒じゃありませんか。

このやりとりはかなり不毛なんですが。。。。。

こんなチラシも作ってる

佐藤さんの誠実さは伝わりますが「連合会」に魅力がなければわざわざ組合を作ろうと思う商店はないでしょ。佐藤さんは“商店をつなげて活性化”させたいんですよね。またそれをお手伝いするのが仕事なんですよね? ここは区の補助金でとりあえず運営してる会なんですか?」ときつめに質問すると

「いやいや区の補助金なんてありませんよ!これを見て下さい(年間会計報告書らしきものを見せてくれる)」

印刷物は豪華!

それを見ると連合の予算はそんなに多くない1000万規模なのだ。
これでは事務局の運営、人件費でなくなる予算。
そしてその収入は商店会費 それまでの留保金の取り崩しで賄っている様子。

確かにこの予算の中で50万を使ってサイトを作ったのは大冒険だったかもしれない。

新宿ルーペは魅力ないって言いますけど、あれを作るためにもかなり根回しをして3年くらいかかってようやく出来上がったんです!

おいおいサイトに3年かけたら時代が変わるでしょうがぁ~~~~~

提出書類

佐藤さんの苦労は伝わるけど結果が出てないと思うんですけど。。。。

この会話で2時間も話してしまい、不毛さが悲しかったが佐藤さんはひたすら「いい人」でした。
論点がずれながらも一生懸命やっていると主張する佐藤さん。

高齢化する商店主 ビル持ちオーナーしか残れない商店組合

若いお店は誰も組合を作りたがらないし、魅力もメリットもない

区の予算はありつつも上手く使われないまま。

新宿区の現実を垣間見たようで勉強になりました。

本日のお礼メールをしたところ

早速ご連絡ありがとうございました。
私の説明の仕方が、不十分だったので、貴重な時間を
ロスさせました、申し訳ございません。
また、機会を改めて、お話しできればと思います。

         新宿区商店会連合会事務局

いい人佐藤さんはどこまでも「いい人」なのでありました。

まちづくりが泣いている