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2018.01.15 新年にてくてく歩いて福招き!〜新宿山ノ手七福神めぐり

新宿区内だけで七福神めぐりができる!
長いこと東京に住んでいるのに知らなかった……のですが、今年も良い年にしたい! と初めての七福神めぐりに行って来ました。
なお詳しくはこちらのサイトをご参照ください。七福神の親しみやすいイラスト付きでとても丁寧に説明されています! http://www.shinjuku7fukujin.net

七福神めぐりとは、毘沙門天、大黒天、辨財天、福禄寿、寿老人、布袋和尚、恵比寿神の7福神を祀(まつ)る神社・仏閣に参拝し、幸せを祈ると言う室町時代から始まると言われる民衆信仰とのことです。
新宿山ノ手七福神めぐり」で、めぐる神社・仏閣は、鎮護山善国寺、大乗山経王寺、厳嶋神社、大久保山永福寺、春時山法善寺、霞関山太宗寺、稲荷鬼王神社の7カ所。厳嶋神社には社務所がないので、御朱印などは近くの西向天神社にて頂くことになり、その場合は8カ所めぐります。

地図と各神様の解説が書かれたパンフレットも配布されています。

全国各地で七福神めぐりができる神社・仏閣は数々ありますが、東京都心でしかも徒歩で回れるというのは、なかなかお得です! それぞれの神社・仏閣では、お参りをした後に神様のお名前を書いていただく御朱印、または神様の御尊像を頂くことができます。めぐった後に7つの御朱印や御尊像がそろうというのも、スタンプラリーのようで楽しいですね!
めぐる順番は特に決まっていないとのこと。今回は、新宿御苑にほど近い太宗寺からスタートし、神楽坂のシンボルとも言える善国寺をゴールとするコースで巡りました。

7ヶ所めぐって御尊像を全部集めるとこんな感じになります!

太宗寺(たいそうじ)は、新宿公園のすぐ裏手。なかなか大きなお寺です。安置されている布袋尊(布袋和尚:ほていおしょう)は、中国の禅僧がモデルで豊かな暮らしと家庭円満の守り神とのこと。こちらまでニッコリ笑顔になってしまう素敵な笑顔を向けてくれる丸い小さな像にお参り。あたたかな気持ちで七福神めぐりをスタートしました。

ビル群の中のお寺、というのが新宿らしいです。

次は恵比寿神(えびすじん)が安置されている稲荷鬼王(いなりきおう)神社へ。所在地はなんと歌舞伎町2丁目。ゴールデン街を横目で見ながら、ホストクラブの大きな看板の数々を見上げつつ歩いていると、歓楽街の行き着いた所に突如、木々に囲まれたホッとできる世界が現れます。水琴窟の小さな音にも耳をすますことができる静かな場所が、都心の賑やかなこの場所にあることがとても不思議に感じられました。

こちらの神社はその名前が珍しく、由緒が書かれた説明によると、「鬼王」という名のある寺社は全国でここだけだそうです。桃太郎のお話では「鬼」は悪者のように描かれますが、もともと神として祀られていたということもあり、小さな神社ながら大きな力を得られそうです!

恵比寿さんと並んで販売されている可愛らしい鬼の土鈴にニッコリ

辨財天(べんざいてん)を祀る厳嶋(いつくしま)神社は、職安通りから来て道路が2つに分かれるところにある小さな神社。手水舎に置かれた龍に守られた小さな祠(ほこら)に向かって手を合わせます。

こちらには社務所がないので、少し離れた場所にある西向天(にしむきてん)神社へ御朱印をもらいに行きました。こちらは東京都内の天神様(学問の神様、菅原道真公)の一つ。大きな御神木に囲まれた静かな住宅街の一角にあり、住宅街を抜けると小さな商店街に突き当たります。商店街には酒種を使った天然酵母のパン屋峰屋を発見。いい匂いに誘われて店内へちょっと寄り道。地元の人で賑わっている人気店のようです。味わいのあるしっかりしたパンでした。途中で今まで知らなかったお店にも出会えるのも七福神めぐりの楽しみです!

厳島神社をちょうど挟むような位置に、福禄寿(ふくろくじゅ)を祀る永福寺(えいふくじ)と寿老人(じゅろうじん)を祀る法善寺(ほうぜんじ)があります。どちらも長寿の神様。
そろそろ歩き疲れてきて、境内のベンチでほっこりひと休み。健康で長生きをしたいな〜と思いを馳せました。
ついつい次の場所へ行くことに気持ちが焦ってきたようで、冷えた体を温めるために、カフェで一服。ここまでめぐった神様や場所について、ご一緒した皆んなで振り返りました。

永福寺で福禄寿にお祈り中。

さて、あと2ヶ所。
大黒天(だいこくてん)を祀る経王寺(きょうおうじ)は、牛込柳町駅のすぐそば。「仏像ナイト」や「お経ナイト」など色々なイベントのチラシも置いてあったり、小さな境内のいたるところに笑顔のお地蔵様が置かれていたりと、親しみやすい感じのお寺でした。お参りする時は大黒天様の手に握られている打ち出の小槌を振って幸せを願うことができます。

途中には、新宿区内の様々な史跡にも遭遇。現在小学校になっている場所が、徳川綱吉の「生類憐みの令」によって10万匹の犬が集められていた犬御用屋敷だったことに驚いたり……。ちょっとした歴史散歩もできました。

ゴールは「びしゃもんさん」として知られるように毘沙門天を祀る神楽坂の善国寺(ぜんこくじ)。7ヶ所の中で一番賑やかな場所にやって来ました。13時頃にスタートして色々寄り道したこともあり、ゴールに到着したころには16時半を回っていました。ご朱印をいただけるのは17時までなので、ご注意を!

7つ頂いた御朱印を眺めながら、充実感に浸りました。それぞれの神社・仏閣で頂く御朱印の個性が魅力的で御朱印集めも続けてみたくなりました。楽しく歩きながら福を招く新年の始まり。なんだか良い新年になりそうです! ご家族と、友人と、静かにお一人でも、めぐってみませんか?

御朱印は持参した御朱印帳に書いてもらう以外に、専用の色紙に書いてもらうこともできます。宝舟に7福神様です!

by  Aa-chan